JSONって何?・・・・簡単に解説!
あまり聞き慣れたい単語であるJSON。SEO対策に有用なフォーマットがJSON(別名json-ld)です。アルファベットで難しいと感じてしまう方もいると思います。私も最初見たときは何を意味する言葉なのかさっぱりわからなかったです。しかしこの記事を読めば理解できるので最後までぜひ見てみてください。SEO対策をしたい人は必見です。
JSONとは何か
JSONは最も有名なフォーマット?
JSONは構造化データを記述するフォーマットで、構造化データのフォーマットはいくつか種類があります。しかしJSONはその中でもGoogleが推奨しており最も有名なフォーマットといえます。ざっくりいうと「コンピュータ間でデータをやり取りするときに使う際のフォーマット」です。コンピュータが会話するときの共通言語のように考えるとわかりやすいです。
構造化データって何?
先ほど構造化データを記述するフォーマットといいましたがそもそも構造化データって何?という方もいると思うのでわかりやすく解説します。
構造化データとはWEBページの構造を検索エンジン(Google)によりわかりやすく伝えるためにHTMLにマークアップする専用のコードのことです。マークアップは文章を構造化して意味付けを行うことです。
構造化データの必要性とは
構造化データによってメリットは多数あります。
①検索エンジンに認識されやすくなる
先ほどお伝えしたように構造化データによって検索エンジン側がWebページの情報を正確に認識できるになります。例えると構造化データは字を綺麗にすると思ってもらったら大丈夫です。字を綺麗にする(構造化データ)ことで相手に(検索エンジン)伝わりやすくするといった形です。
②検索結果にリッチリザルトを表示できる
構造化データによって検索エンジン側が正しく認識できれば検索結果に自社で扱っている
製品の価格や在庫の数、口コミ、レビューなどを表示できるようになります。リッチリザルトと呼ばれるこの表示は大きなメリットをもたらします。まず目立つため競合のサイトとの差別化にも有効です。画像や動画などが表示されることも多い上に検索ページの大部分を占めるケースもあります。そのためクリック率の向上が見込めます。
構造化データのデメリットとは
構造化データのいい部分だけを伝えてしまったのでデメリットも紹介します。
①スムーズに動作するとは限らない
実際に構造化データをマークアップ下としても実装までに一定の時間を要するケースが多々あります。時間はかかるものだと思ってもらったほうが良いでしょう。
②チェックする必要性がある
実際にその記述内容が正確かどうかチェックする必要がある。確認して正確でなかったという場合もあるので丁寧にチェックしましょう。チェックして問題があればその都度改善しなくてはならないため手間がかかるものです。メリットがあるものはそれだけ大変な一面もあるということですね。
デメリットの解消方法
時間がかかる・・手間がかかる・・と先ほど申し上げましたが、実はその手間を解消できる方法があります。2点ご紹介します。
既存のサイトに導入する場合
→優先度の高いページのみに絞ること
構造化の正確性チェックにはツールの活用を
→代表的なツールではGoogleが提供している分析ツールであるサーチコンソールというものがあります。
サーチコンソールにログインすることでモニタリングを行うことが可能
JSONの特徴
データ量が軽い
言語に依存しない
読みやすい構造
この3つの特徴があるためGoogleが推奨しているだけのことはありますね。
簡単にJSONの構造化データを出力できる?!
Googleの構造化データマークアップツールとは・・・
Googleが提供している構造化データマックアップツールは簡単な操作でJSONの構造化データを出力できる優れものです。初心者でもできるので簡単な4ステップで紹介します
①まずタイプの選択とマークアップしたいURLを入力
②タグ付けを開始を選ぶ
③次にページ内の情報と名前や画像などの高奥を紐づける
④「HTMLを作成」をクリック
Googleのツールを使えば難しそうに思えるJSONの構造化データも簡単に出力できます。
総括(まとめ)
今回はJSONを紹介しました。構造化データの活用により検索エンジンに正しい情報が伝えられクリック率向上につながるリッチリザルトをつける事が可能です。SEO対策のためにJSONを試してみてください。掲載順位も向上する可能性も高いです。ただし実装に時間と手間がかかってくるという難点もあります。実装する前に度々チェックして正しく支出力されているか確認することはかなりの労力になります。実装する場合にはツールの活用は必須となってくるでしょう。今回紹介したサーチコンソールは活用してみてください。他にも使えるツールは多々あるので調べて活用してみると時間短縮に一役買ってくれるはずです。今回紹介したJSONはSEO対策をする上でぜひ活用してみてください。JSONで構造データを付与することは難しそうにみえてあまりむずかしくはないのでぜひチャレンジしてみましょう!