WEBサイトの公開まで、ここに注意したい!
「仕組み」や「見た目」を重視しすぎたサイト制作はおすすめできません。なぜなら時間と費用をかけて作ったサイトの効果を半減してしまうからです。デザインがコンテンツを決めてしまうことになりかねないため、本当に伝えたい情報が含まれていない、一番強調したい部分が目立たないなどの不具合が起こってしまう可能性が高いからです。
AI要約
まずは「コンテンツ」を考えるところからはじめる
そこで以下のような工程でサイト制作をすることを推奨しています。
1, サイトの内容を決める
どんな目的でサイトを作るのか、ユーザーに伝えたい内容は何かを決めます。
2, サイトの構成と、目次を決める
サイト全体の目次案を考えます。サイトマップに当たるような部分でもあり、基本的に「内容」とその「並び順」を決めていきます。
3, デザインの方向性と仕様を決める
コンテンツの内容を踏まえここで初めてデザインの方向性を決めます。デザインのテイストやどのような使い勝手にするかを決めていきます。必要なプログラムなどを前もって検討するためデザインより先に仕様を決めます。
4, デザイン案の作成と検討
このときに実際に掲載したい原稿を用意して検討したほうがいいです。より現実味を帯びた検討ができて、デザインのみで進めて内容が伝わらないサイトになるのを防ぐためです。
5, HTML制作、動的機能の実装
すべてのページをWEB化します。ここはある程度期間を要する工程であり、幾つかのマイルストーンを設定してスケジュールを立てて作業を進めることでスムーズな進行ができます。
6, 仕上がりを確認する
提出した原稿や内容が正確に反映されているかを確認します。また、システムやリンクが正常に作動するかなど公開ができる状態であるかを確認します。
デザインの確認は動的で?静的で?
WEBデザインのテイストの確認はどの段階で行うのがいいのでしょうか。通常はWEBサイトをいきなりHTMLのデータで作成することは珍しいです。一度平面でデザインした上で、コーディング作業を行います。したがって、グラフィックの際にデザインの検討も済ませておくと後の工程に支障をきたすことなく進めていくことができます。
しかし、動きに関しては止まっている画像でイメージをすることは難しいため、可能であれば動くデータを見て良し悪しを判断することをおすすめします。
更に、動きのイメージについては参考にするサイトや動画などを用意することで明確に共有することができます。
確認は第三者に行ってもらうのがベター
原稿チェックでは、WEBページを読みながら自分の指示したものが指定した場所に入っていることを確認します。その際にリンクが誤っていないかをチェックすることが大切です。
また、他のメンバーや校正の担当に、サイトの原稿や画像に不明点がないか、使用する上で不備はないかを確認してもらいましょう。
デザインに集中するあまり誤字脱字に気づかないことが多くあるので注意が必要です。
もちろん公開したあとの修正も可能ですので適宜改善することも必要です。
~まとめ~
・いちばん大事なのは伝えたい内容。コンテンツから考える。
・デザインのチェックは必要であれば動的にも行う。
・当事者以外の目線での原稿チェックが効果的。