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Googleアナリティクス徹底活用【ユーザー分析編】

2024.03.11

アナリティクス

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Googleアナリティクスの「ユーザー」について

「ユーザー」メニュー内のサマリーレポートは、集客状況を確認する上で 基本となる7項目を表示させることができます。
基本項目をざっくりと把握することができ、尚且つ分析にかかる時間は比較的短いです。
分析にかかる時間が短縮された結果、他の業務に時間を費やせます。運営サイトの情報に関する基本項目を短時間で把握することができるので、毎日使うべきレポート画面といっても過言ではありません。
基本項目を押さえたものなので、レポート画面の数値に特段大きな変化がなければ、その日のデータチェックを終えても構いません。
今回は主に、Googleアナリティクスの「ユーザー」メニュー内のサマリーレポートの「期間の設定の変更」や「設定項目の変更」、「ユーザー属性>概要」について見ていきます。

各種メニュー

・サマリーレポート
「ユーザー」メニューの中にある「概要」をクリックすると、赤枠で示したサマリーレポートを確認することができます。

何も設定していない場合、下の7つのパラメーターが表示されます。
基本的な項目ですが、しっかりと押さえておきましょう。

・期間の設定
期間の設定に関して特に何も設定していない場合、直近1週間前後のデータが表示されるようになっています。画面右上の日付が書いてある部分をクリックすると、カレンダーが出てくるので「先月のセッション数を知りたい」「今週のPV数を知りたい」といった際にご活用ください。

・設定項目の変更
折れ線グラフに関しては何も設定していない場合、セッション数が表示されるように設定されています。確認したい項目を変更する場合は、グラフの左上のボタンをクリックすると他の項目も表示されるようになっています。

「コンテンツ追加後で直帰率などに変化がないか知りたい」場合や、「サイト改善を行った結果、平均セッション時間に変化がないか知りたい」場合などに活用しましょう。
ここまでは基本的な使い方を紹介しましたが、より詳細なユーザーの情報を調べることもできます。

・「ユーザー属性」＞「概要」
「ユーザー属性」では、運営サイトにアクセスしたユーザーの年齢や性別などについて確認することができます。

ユーザー属性で分析を行うと、訪問者の内訳が上のように表示されます。このサイトの場合、25～34歳のユーザーが多く、男性が7割近くを占めていることが分かります。上の2つの表からは、ユーザーの性別や年齢層、興味関心について知ることができるのです。
また、サマリー下の「年齢」「性別」からは年齢, 男女ごとのセッション数などを確認することができます。
しかし、「ユーザー属性」を見るためには、アナリティクス上で設定を行う必要が出てきます。

ユーザー属性を有効化する方法

まずはTOP画面で“管理”をクリックしてください。
クリックすると、下の画面が表示されます。プロパティの列から“プロパティ”設定をクリックしてください。

プロパティ設定をクリック後、下の画面が表示されます。

広告向け機能から“ユーザー属性レポートとインタレスト カテゴリ レポートの有効化”をオンにしてください。保存を押すと設定が完了します。

まとめ

ここまで「ユーザー」内のサマリーレポートと、「ユーザー属性」についてまとめました。
アクセス解析をする上で指標とする項目は多く、始めたばかりの人にとっては何から見たらいいのか分からず無駄な時間を過ごしてしまうこともあるかと思います。今回はそんな方のために、サマリーレポートの使い方について紹介しました。
今回紹介したサマリーレポートでは、サイトへのセッション数などをざっくりと把握することができます。サマリーレポートの使い方を理解することで無駄な時間を過ごさなくて済みます。
「ユーザー属性」は、事前にプロパティの設定が必要となりますが、追加することで各年齢層や性別ごとのユーザーの動きを把握することができます。
したがって、セッション数の多いページに対しては、最も多かった年齢層に向けてのコンテンツを追加するなどと、次の施策にも活かすことができます。
このように、得られた分析結果から、各ユーザー層に対して最適なコンテンツとは何かを見直し、内部改善に活かしましょう。

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