効果が悪い時に確認を 「リターゲティングの運用で失敗する理由」
AI要約
リターゲティングの運用で失敗する理由
リターゲティングでCPAを合わせたいというwebご担当者様は非常に多いはずです。
しかしいざ行ったところ「検索の方が効果がいい」「そもそもクリック率が悪すぎる」など多くの意見を耳にします。
そんなときは以下のこと等が起きていないかご確認ください。
CASE1、サイトに訪れたユーザーを区別していない
サイトに訪れたユーザーにも多くの種類があります。
① 間違えてクリックして入ってしまったため一瞬で離脱してしまうユーザー、もしくは思っていたサイトとは違っていたため一瞬で離脱してしまったユーザー。
② 一度CVまでたどり着いているユーザー、いわゆる申し込みフォームまでたどり着いたユーザー。
③ 物件サイトなどで地域の詳細ページをよく見ているユーザー
上記のようなユーザー毎に見分けをつけて広告配信を行っていますか?
例えば①の場合の区別をつけるためにDSPによっては数秒以上サイトを見たユーザーにのみ追跡広告を出していったり
②のようなユーザーにおいては求人登録のサイトなどであれば除外して獲得したユーザーには広告が出ないようにおこなったり
③においてはTOPページではなくその詳細ページや地域で絞った部分に誘導するといったようなリターゲティングにも様々な手法があります。改めて担当しているサイトに訪れるユーザーパターンを分別してみてはいかがでしょうか?
CASE2、商品の特性とは関係なく配信してしまっている
取り扱っている商品によってリターゲティングの配信手法は変わってきます。
① 時期的要因はないか?
② 緊急性のある商品ではないか?
③ 季節に合わせてクリエイティブを変えていないか?
商品の特性によってリターゲティングが意味をなさないユーザーに配信しているパターンが見受けられます。
例えば以前見かけたのは専門学校のオープンキャンパスの募集に対して去年高校3年生だったユーザーに対して配信していたことなど御座います。商品によって何日間の追跡をするかもアカウント内部で正しく設定致しましょう。
また②のようなパターンですが水道工事などで何日もずっとリターゲティングをすることも非常に効果が悪くなる原因です。それであればいっそ検索だけに絞って配信するなどのことも視野にいれていきましょう。③に対してはこれから説明するクリエイティブ部分においてより詳しく説明させて頂きます。
CASE3,ABテストをしばらく行っていない
クリエイティブとは必ず疲弊するものです。そのため随時広告文だけでなくリターゲティングに使用しているバナーも精査していく必要があります。
商材にもよりますが理想としてはいくつかのパターンを1ヶ月毎でABテストし続けることや最低でも季節毎で変えていきましょう。
ほとんどの商材が季節により偏りをみせるケースが多いです。
一見季節が関係のない商材でも季節毎に訴求を変えてみるだけで広告に大きな変化がでる場合もあります。面白いものですと貸会議室のリスティングのバナーにウォーターサーバー完備とつけただけでクリック率があがったものなどもあります。
一度皆様も自社のリターゲティング手法を見直してみてはいかがでしょうか?