内部リンクを強化する方法について
検索順位を上げるためにはキーワードとの関連性やコンテンツボリュームが必要といわれますが、内部リンクの最適化も検索エンジンにとってはwebサイトを評価する上での重要な指標の一つです。まず、リンクにはテキストリンクと画像リンクの大きく分けて2種類のリンクがあります。昔から言われてきましたが、画像リンクよりもテキストリンクのほうがクローラーにとって認識しやすく、検索順位に大きな影響を及ぼすとされてきました。リンクとキーワードの関係性については下を意識することが重要とされています。 ・テキストリンクで目標キーワードとのテーマ性を強調する ・画像リンクにaltを含める ・画像リンクではテーマ性を強調しない 上にあげたものを意識したところで、昔ほど大きく差が出なくなってきたようですが、それでもやはりテキストリンクの方が検索順位に大きな影響を及ぼすと考えられています。そこで今回は内部リンク、中でも主にテキストリンクの効果、及び内部リンクを強化する方法について紹介していきたいと思います。
AI要約
内部リンクを強化する方法
パンくずリスト
パンくずリストは、閲覧中のページがサイト内のどの位置にあるかを簡単に示したものとなります。ちなみに“パンくずリスト”という名前の由来は童話“ヘンゼルとグレーテル”から来ているそうです。パンくずリストは、サイト内の全てのページに設置しましょう。TOPページ→カテゴリページ→下層ページごとのテーマ性をクローラーに伝えることができます。それだけではなく、ユーザーがどのページを読んでいるのか瞬時に分かるのでユーザビリティの向上にも繋がります。くれぐれも、ホーム>家電製品>パソコン>テレビなどとならないようにしましょう。パソコンをどう分類してもテレビにはならないからです。ディレクトリを最適化したものをパンくずリストとして設定しましょう。
相互リンク
ここでの相互リンクとは、パートナーのサイトとリンク交換だけを目的として作成されたサイトのことではありません。ここでいう相互リンクはサイト内部で関連性の高いページ同士をリンクでつなぐことを指します。
関連するページ同士では、相互リンクを形成することでテーマ性がサイト全体で強調されます。そして複合キーワードでのロングテール化に繋がります。ここで注意点としては、いくら内部リンクを貼ってもサイトとしての総合力が高まるわけではありません。各ページ均等に力を振り分けた結果、上位表示したいページのランキングが下がってしまっては本末転倒です。内部の相互リンク設置のコツとしては、ユーザーの人気が集まりそうなページを選定し、関連性を持つページのみ重点的にテーマを強調し、残りは最低限のリンクに抑えることです。
サイトマップ&フッターリンク
サイトマップやフッターリンクはページ単位でのSEOに繋がるとされています。昔と比べると、その効果は顕著なものではなくなってきているようですが、キーワードを含むのか含まないのかで効果は違ってきます。具体的にサイトマップやフッターリンクはクローラーの内部構造を把握しやすくする働きをすることから、クローラーの回遊性が高まります。ここで注意点としては下手にキーワードを詰め込みすぎないことです。下手にキーワードを詰め込みすぎたものは検索順位に悪影響を及ぼしてしまうことも考えられます。
まとめ
今回は内部リンクを強化する方法について紹介しました。それぞれの最適化のポイントをしっかりと押さえて内部リンクを強化し、クローラーの巡回性向上・ユーザビリティを意識していきましょう。