アクティブユーザーの定義って? 知っておきたい重要指標
アクティブユーザーとはSNSなどで、特定の集計期間内に1回以上のサービスがあったユーザーを指します。集計期間に関しては決まりがなく、1日に1回以上利用したユーザーをアクティブユーザーとすることもあれば、1週間に1回以上利用したユーザーをアクティブユーザーとすることもあります。このように、アクティブユーザーとは“特定の集計期間内にサービスの利用が確認されたユーザー”を指しDAU(1日当たりのアクティブユーザー数)、WAU(週間アクティブユーザー)、MAU(月間アクティブユーザー)などと表記されます。 今回紹介する“アクティブユーザー”はサイトのパフォーマンスを評価する上で非常に有効な指標とされます。
AI要約
何故重要な指標とされるのか
アクティブユーザーが重要な指標とされる理由には下のようなものがあげられます。
・施策内容の効果測定
・長期間のアクティブユーザー数をチェックすることで、既存ユーザー推移の指標として使える。
アクティブユーザーを増やすには
そう簡単に増えない
残念ながら、アクティブユーザーを短期間で増やす方法はありません。広告費用をかければ一時的な増加は見込めるかもしれませんが、コンテンツそのものに魅力がないとリピートに繋がりません。
定期的にコンテンツを増やす
短期間で増やすことが難しいため、良質なコンテンツを地道に追加していくことが近道かもしれません。ポイントとしては、質の高いコンテンツを定期的に一定量配信することです。
ユーザーのニーズに応えた内容
当たり前ですが、ユーザーがリピートする理由は、サイトに価値があると認めているからです。したがって自分本位なコンテンツではなく、ユーザー目線でのコンテンツ作成を心がけましょう。ユーザーに訴求力のあるコンテンツを増やす以外方法はありません。
Googleアナリティクス上で“アクティブユーザー”を確認する方法
実はgoogleアナリティクス上の“コホート分析”からアクティブユーザーを確認することができます。以前紹介しましたが、一応おさらいしておきましょう。
コホート分析とは、運営するサイトを訪問したユーザーの後日の行動を分析する手法でしたね。
それでは、メニュー画面上の「ユーザー」から「コホート分析」をクリックしましょう。アクティブユーザーの定着率を確認する手順を説明すると、赤枠で囲った%の数値を読み取ります。
上の図で説明すると、赤枠で囲まれた部分の数値(~%)は青枠で囲まれた部分に記載されてある数値(~%)に対しての割合を示しています。
言い換えれば、赤枠の数値を確認することで、○月○日に訪問したユーザーのうち、どのくらいの割合が再び△月△日に訪れたのかを確認することができるのです。
このように、コホート分析はアクティブユーザーの定着率を図る上で有効です。
まとめ
アクティブユーザーに関して理解していただけましたでしょうか。アクティブユーザー数は、運営するサイトへ訪問したユーザーのその後の動きを計る指標として有効です。
今回紹介したようにGoogleアナリティクスの「コホート分析」の定着率からアクティブユーザーがどのくらいいるのかを確認してみましょう。実際にアクティブユーザー数を確認してみると定着率の低さに気づかされることもあるので、是非一度確認し、サイトの内部改善に繋げていきましょう。