アクセス解析の重要指標 【エンゲージメントとは】
検索すればそれなりにweb業界用語の意味に関しては出てきますが、自分で勉強しようにも最低限の知識がないと調べようがありません。 そこで今回は、用語の意味がよく分からない方・アクセス解析のを始めたばかりの方もしくは、新卒でweb業界に入社した人に向けて“エンゲージメントとは何か”について解説していきたいと思います。
AI要約
アクセス解析におけるエンゲージメントの意味について
webサイトを運営している人であれば、どんな人がサイトにアクセスしたのか気になると思います。
エンゲージメントとは何かについて簡単に説明すると、ユーザーがwebサイトのサービスや商品に対してどれだけ愛着を持っているかを指す用語です。
つまりエンゲージメントとは、企業自体や商品、ブランドに対する消費者の深い信頼関係を表すものです。ユーザーが各メディアを通じて触れる文言や広告文により特定の企業に対して深いロイヤリティを感じ、購買意欲がそそられるなど強い絆で結びついている状態のことを指します。
エンゲージメントに関しては随分昔から使われてきましたが、ソーシャルメディアが当たり前となった今現在では、交流を図る指標として注目されています。
エンゲージメントの活用方法について
エンゲージメントの活用方法として、エンゲージメント率を計測しユーザーが投稿に対して反応した割合を示す値として用いられます。
具体的にはFacebookなどのエンゲージメント率は、投稿にアクションを起こしたユーザー数を投稿がリーチした人で割って算出すると定義されています。
また、Facebook上で“エンゲージメント”としてカウントされるアクションは「いいね!」「コメント」「シェア」「クリック」の4つです。
アクションを起こしたユーザーに関してはユニークユーザーの数を指し、投稿に対してアクションを起こした人の割合を算出します。
Facebookでのエンゲージメントは下のように定義されます。
アクションを行った人数/投稿がリーチした人数
Facebookでエンゲージメント率を確認する方法
Facebookは投稿機能だけではなく、実はアクセス解析の機能も持ち合わせています。
Facebookの“インサイト”からは投稿のエンゲージメントを確認することができ、各投稿のエンゲージメントを確認することができるようになっています。
“Facebook”のインサイトからは、エンゲージメントの詳細を知ることができます。
エンゲージメントを高めるためには
エンゲージメントを高めるためにはwebサイトの運営者側がユーザーの心理を理解し、好きになってもらわなければなりません。
そのためには下記のことを実践していく必要があります。
・ペルソナ設計
・ユーザーとのコミュニケーション
・ユーザーに特別と感じさせるための情報の発信
・ユーザーの行動に対してのリアクション
・ユーザーへの反応やお礼
エンゲージメントを高めるためのコツとは
ソーシャルメディアの開発を行うロコワイズ会社の調査結果によると、投稿回数が大きく起因するようです。
更には就業時間外のほうがエンゲージメントが高くなるというデータも出ているそうです。
また、文字数80文字以下の投稿はエンゲージメント率が23%高くなるそうです。
まとめ
今回はweb業界では当たり前のように使われるエンゲージメントについて解説しました。長々と解説しましたがそんなに難しく考える必要はありません。webサイトを運営する中でユーザーがどれだけwebサイトに興味をもっているかの指標と考えていただければいいです。今回紹介したものはワンクリックで見ることが可能なものばかりなので気が向いたときにチラっと見てみるといいかもしれません。